ILC誘致 日本学術会議の所見を尊重する行動 2019.1.24文科省へ

放射能から子どもを守る岩手県南・宮城県北の会 世話人として、2019年3月7日までのILC誘致に関する政府判断を求められていることに関して、日本学術会議の最終所見(2018年12月19日)を尊重していただくよう要望します

2019年1月24日
文部科学大臣柴山昌彦様
文部科学省研究振興局長磯谷佳介様

                 三陸の海を放射能から守る岩手の会 一同(岩手県)
岩手県有機農業研究会(岩手県)岩手放射能問題市民交流会(岩手県)
平和と環境について学習するスイカの会(岩手県)
放射能から子どもを守る岩手県南・宮城県北の会 世話人(一関市)
  ILC誘致を考える会(一関市)鍬ヶ崎の防潮堤を考える会(宮古市)
    クランボンの会(盛岡市)測る会(盛岡市)無限洞(盛岡市)
ILCを考える気仙沼の会(宮城県気仙沼市)

日本学術会議回答「国際リニアコライダー計画の見直しに関する所見」の尊重を(要望)

 昨年7月20日付け貴省研究振興局長の(依頼)を受け,日本学術会議が昨年12月19日「国際リニアコライダー計画の見直し案に関する所見」(回答)(以下「報告書」)が貴省へ提出されました。「本計画を誘致することを支持するには至らない」とする,その内容は広くこの国の将来,人々の幸せに立脚されたものであり,私達地元岩手・宮城県民にとっても納得のいく所見が出されたことに敬意を表するものであります。
 本計画を推進する機関は県民や地域住民の疑問に真剣に向き合わず,計画がもたらす経済効果や学園都市効果などの宣伝を行ってきました。しかし,報告書により私達岩手・宮城両県民が抱いてきた不安,この巨大加速器計画の問題点やリスクが明らかにされました。莫大な経費の見積もりの具体性,研究者・技術者の不足,各種環境アセスメントと国際的環境問題の観点,正確な情報を地元に伝えることと住民対話,本加速器の技術的経済的効果,国家予算の配分,リモートでデータ解析ができるネットワークの時代に常駐する人数は,必要経費の国際分担,建設費に計上されていない経費などさまざまなご指摘がありました。いずれもこの計画の問題点の核心を突くものであり,私達にとって目が醒めるものがありました。
 加速器内ビームダンプで発生するトリチウム100兆ベクレル(福島原発事故貯蔵汚染水中トリチウムの約1/10)もの汚染水の発生やその処理と最終処分については明確な説明が未だなされていないこと,なぜこのような重大なことが,学術会議資料から初めてわかったのか,不都合な真実を隠蔽し進められてきたことがわかり,一気に不信の念にかられました。
 この計画を目にしたのは2011年8月に3・11の岩手県東日本大震災津波復興基本計画の参考資料に盛り込まれたのが最初でした。以降この計画の経過やリスク情報は示されないまま災害復興の混乱期にあった両県民や地元民の合意を得ずに強引に進められてきました。この巨大計画が当初から密室で,非民主的に進められてきたことが大きな誤りであったように思います。
わが国の科学者の代表機関日本学術会議により,この国の人々のためまた国内の学術全体の振興を踏まえまとめられたことに鑑み本報告書を最大限尊重し,政策に反映して頂きたくお願い申し上げる次第です。

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この記事へのコメント

Alyce
2019年04月20日 14:16
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