ILCは地域の持続的発展をゆがめる「東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センター」機関紙56号

『みやぎ県民センターニュース』 56 号 2019 年 3 月 21 日
発行:東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センター
http://www.miyagikenmin-fukkoushien.com/pdf/news/news-56.pdf

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ILCは地域の持続的発展をゆがめる
岩手・宮城県境(北上高地)が候補地となっている国際リニアコライダー (ILC)ついて文科省は3 月 7 日、「誘致の表明には至らない」との見解を明 らかにしました。しかし、誘致するかどうかの検討は続けるとのことです。 岩手県ILC推進協議会等は「最大 5 兆 7200 億円」の経済効果があり、 誘致活動を続ける構えです。しかし、たかだか30年の研究期間の間、国内 外から研究者が集まって学術都市が仮にできたとしても、研究が終了したら 研究者は町を去るのですから、「学術都市」はひと時の幻にしかなりませ ん。震災後、求められているのは、「身の丈にあった街づくり」であり、I LCに依拠した街づくりは、地域の持続的発展をゆがめるものです。これを 期にもうILCに振り回された街づくりはやめるべきです。


国際リニアコライダー (ILC)とは
長さ約 20 ㌔の地下トンネ ルで電子と陽電子を光速に近い速さ で衝突させ、宇宙誕生後の ビッグバンを人工的に再現 し、素粒子の振る舞いの解明 や新たな理論づくりを目指す 装置。研究期間は30年とさ れる。日本学術会議は国際的な費用分担が曖昧だなどいくつかの課題を挙げ「誘致を支持するには至らな い」と意見表明しています。

国際リニアコライダー計画の見直し案 に関する所見 平成30年(2018年)12月19日  日本学術会議
http://www.scj.go.jp/ja/info/kohyo/pdf/kohyo-24-k273.pdf

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