国際リニアコライダー(ILC)の北上高地だけでなく日本に建設しないことを求めます

2019年10月24日 一関市議会 市民と議員の懇談会
午前 千厩支所/午後 室根支所 参加された方からの報告がありましたのでここに転載させていただきます。

「国際リニアコライダー(ILC)の北上高地だけでなく日本に建設しないことを求めます」

午前の千厩支所では私の発言を受けて、他に2名の方がILCについて発言しました。
・(男性)2019年4月11日、「新東名高速道路のトンネル工事」による伊勢原市の栗原川「三段の滝」の渇水がテレビニュースになった。ILCで同じことが起きた時に誰が保障するのか。
・(男性)今回の参院選、県議選、県知事選の結果を見ても、国民・県民はILC誘致に賛成していない。

午後の室根支所では私の発言を受けて、他にILCについて4名の方が発言しました。
・(若い女性)ここに参加している議員さんはそれぞれ賛成・反対どちらなのか教えてください(議員回答:ここは懇談会であって、議員を選別する場ではないので答えない。私からフォロー:私の印象では、与党も野党も反対している人はいないという印象です。)大原市民センターでの解説セミナーに参加したが、エキサイトしている参加者がいて、ILC誘致は、そんなに大変なことなのかと思った。その後、10/5川崎町での解説セミナーにも参加したが、後ろの方に座っていた動員されたと思われる建設業風の方が「一人でたくさん質問するけれども、質問は一人で一つでしょう」と発言していて、進行する立場でない人がなぜそんなことを言うのか疑問に思った。ILCはいらない、あなたたち議員は30年後にはいないだろう。未来のことを決めるのは子どもたちのことを考えないではできないはずだ。何を考えてILC誘致を進めているのか。など10分ほど反対の意見を熱く語られました
・(若い男性)最終的にILCを誘致するかどうかはどうやって決めるのか。住民投票はしないのか。今現在ILCを誘致する方向になっているのは誰が決めたのか。
・(若い女性)今日もいろいろな地域の課題が出ている。すでにILCに使っている予算は、子どもたちや地域のことに使ってほしい。
・(男性)公務員として土木関係の仕事に長いこと従事してきたが、大型開発には金が流れる。ILCも大きな金が流れてそれに群がる。そんなことはやめて地域のためになることをやれ。

午前・千厩支所・議員メンバー
佐藤浩(班長)、千葉幸男、岩渕典仁(室根町矢越)、武田ユキ子(一関)、佐々木久助(大東町沖田)、藤野秋男(千厩町奥玉)、佐藤雅子(東山町松川)

午後・室根支所・議員メンバー
金野盛志(千厩町奥玉)、那須茂一郎(大東町摺沢)、沼倉憲二(藤沢町大籠)、岡田ともみ(一関市滝沢)、佐藤幸淑(東山)

「ILCの北上高地だけでなく日本に建設しないことを求めます」
・2019年3月7日、政府は「誘致の表明には至らない」ただし、誘致するかどうかの検討は続けるとしました。
・一関市川崎町で2019年10月5日、懸念・リスクを説明する(推進する人が開催した)「解説セミナー」で懸念を問いかける人を指して「揚げ足を取るような発言をするような人がいるけれども、ぜひ進めてください」と動員されて参加したと思われる方の発言や講師の説明を聞いて「きちんと態度を明確にしなければならない」と思った。
・反対する理由の1つは、ILCといういう「国家的・夢の・大型開発」は研究30年が終わって残ったトンネルには危険施設がやってくる「危険施設導入型開発」になる。私は六ヶ所村再処理工場の稼働に反対して来た。六ヶ所村再処理工場は2007年に稼働した際に燃料棒を細かく切り出して酸で溶かしてプールに溜めた状態で止まっていて冷やし続けないと熱暴走が起きて、人類が破滅するような事故につながる状態が続いている。そのお隣の岩手県に研究者が住みたいと思うのか?青森県の9月の発表では新たに「六ケ所ソイルセンター」という汚染土壌の処理施設が認可された。これは「リニア新幹線のトンネル工事」で出た鉛・ヒ素・フッ素・微量のウランなどを含む土壌の処理を地元からどうするのかと責められて青森に持っていきますということになったものだ。「むつ小川原開発という国家的・夢の・大型開発」は、住民から安く土地を手に入れた後は、住民の声が届かない従属型の開発になり、最後には「危険施設導入型開発」になった。ILCも同じだ。いずれ研究終了後に残ったトンネルは「放射性廃棄物の処理」など危険施設導入型になる。
・反対する理由の2つは、トリチウムの危険性だ。トリチウムの人体への安全基準は無い。国による1リットル当たり6万ベクレルという排出基準があるだけだ。原発などからも排出されて癌などが増えているという報告がある。1リットルから1秒間に6万個の放射線を出すという日本の排出基準は世界でもひどい基準、ちなみにEU(ヨーロッパ)では600分の1の100ベクレル/リットルだ。ノーベル物理学賞を取った小柴昌俊先生は、2003年に当時の小泉総理に向けて「トリチウムはわずか1mgで致死量とされる猛毒だ」として当時検討されていた「国際核融合実験装置(ITER)」の誘致に反対している。トリチウムは三重水素で水素と分別できないので気体の時は空気と一緒に呼吸で体内に取り込まれる。水のH2Oの水素と置き換わると水として飲むことで体内に取り込まれる(人体を構成しているDNAの2重らせんは「水素結合」なのでこの水素とトリチウムは置き換わってDNAに取り込まれる。トリチウムはベータ線を出しながら崩壊してヘリウムになるとDNAの水素結合が解ける。これは遺伝的な障害を人体に残す)。「ILCの研究で発生するトリチウムは閉じ込めて、自然環境中に出しません」と言うが「トリチウムを生成すること」に反対する。地球・数十億年の歴史の中で放射能が半減期を繰り返して減衰して「生命の宿る星」になったというのに原爆実験や原発の稼働で出した「人工放射能」によって地球上の放射能は増えている。人工放射能を作ることに反対だ。(ILCの研究で発生したトリチウムは閉じ込めて、研究終了後に処理すると言っている。トリチウムの経済的な処理方法は無いから福島第一原発事故で溜まっているタンクの現在1000兆ベクレルも海に流すのではないかと漁民は反対している。その福島第一原発事故の10分の1の「100兆ベクレル」という1秒間に100兆個の放射線を出すトリチウムがILCの研究終了までに溜まる)。
・一関市の人口減少は激しく、人口は奥州市より少なくなった。それがあるのかもしれないが最近「10年前に小屋を作りましたねと市役所から言われて、なんで10年前のことを今頃と言って、最終的に100円収めた」という話を聞いた。これは話を面白く語っただけかもしれないが「税金の入りを増やそうと重箱の隅をつつくようなことに取り組むのなら、税金の出を抑えるべきだ」。ILCは政府が3月7日に「誘致の表明に至らない」としているにもかかわらず一関市は、子どもたちへのILCの勉強会でILC誘致の宣伝に金をかけていたり、NECの撤退した跡地を購入してILC関係のことに利用するなどとしている無駄な税金の出を抑える方がいいのではないか。「日本における外国人教育政策の現状と課題 学校教育を中心にして」(佐藤郡衛 東京学芸大学国際教育センター)というレポートを読んだが、日本も国際法を順守すると言っているが具体的な外国人教育の方策は自治体任せになっていて対応がバラバラだという。一関市は、ILC誘致で学術研究都市ができて家族で来る研究者の外国人の子どもたちの教育が課題になると思うが体制は出来ているのか?これはILCが誘致されなかった場合でも役に立つ、そういう準備には取り組まないでILCを誘致しますなどと言わないでほしい。
・なんといっても3・11東日本大震災からの復興半ばの時にILCではない。

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