凄い男がいたもんだ!

てんつくマン(小豆島在住:元 吉本)からの情報


富山の個展会場に、自分で作った下駄を履いて、
着流し姿、おまけに自転車には水車がついているという
土居一洋という男に出会った。

土居君は28歳、水車には「いどうとしょかん」って
書いている。

彼は小さい時から環境問題に興味があったという。
しかし、いつのまにか関心がなくなっていた。

19の時には、スキンヘッドで眉毛をそって、
鉄パイプを持って自転車でぷらぷらしてたという。

「なんでやねん?」
そう聞くと
「さみしかったんですよね」
「喧嘩でしか、人と接せる方法を知らなかったんですよ。」

自分でも不器用という土居君、今、
一ヶ月かけてつくった手作りの水車を自転車につけて、
2005年から日本中の図書館を回っている。

なんで図書館を回っているかというと、
一冊の本を「この図書館に置いていただけないですか?」
というのを毎日繰り返している。

その本は「百年の愚行」
2002年にNPO「Think The Earthプロジェクト」が
出版した本で、インドの科学工場現場で犠牲になった子供や、
南アフリカで油まみれになったペンギンの写真など、
人間が今までにやってきた、事実が写真で紹介されている。

土居君はこの本を本屋で見つけたとき、
自分が環境のことを忘れていたことを思い出し、
この本をひとつでも多くの図書館においてほしいと、
今、全国を自転車で回り、毎晩、野宿をしている。

いままでに1600の図書館を回ったそうだ。

そして、さらに、今は自分が感動し、
素晴らしいと思った本を買っては、
無料で貸し出し、読み終わったら、
次の人に渡して下さいと13冊の本を
持ち歩いている。

●あなたが世界を変える日
●どうぶつたちのレクイエム
●もったいない
●私の、もったいない
●せかいはいったいだれのもの
●地球では一秒間にサッカー場一面分の緑が消えている
●世界がもし100人の村だったら3たべもの編
●地球がもし100cmの球だったら
●一秒の世界
●世界を変えるお金の使い方
●地球の宝石
●ハチドリのひとしずく いま 私にできること
●百年の愚行

お金がなくなればその地でアルバイトをして、
そのお金で本を買ったり、旅の資金に回し、
旅を続ける土居君。

「本を出したらいいやん」
って言うと
「ゴールしたら出したいですね、
でも、本は売らないですけどね、
本は無料で渡します」

いやぁ日本には面白い奴がいるもんだ。
サムライだわ。

彼は、携帯がないので、
どこにいるのかは分からない。

どこかで、水車を自転車でひっぱっているサムライを
見かけたならば、飯でも食わしてやってください。
家に泊めてやって下さい。

頑張れ!土居一洋!

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