【ILC】米大統領選直前「リップサービス」に踊らされる

岩手日報 2020年10月24日(土曜日)1面
https://www.iwate-np.co.jp/article/2020/10/24/86700/amp

記事には、
米政府と連動して研究資金を供給する米国立科学財団のサウル・ゴンザレス氏は「米国のILC参加を成功させるには物理学コミュニティーの強い支援と密接な関わりが必要だ」と呼び掛けた上で「ILCの進展を注意深く見ている」と述べた。
とありますが、米国立科学財団(アメリカ国立科学財団National Science Foundation, NSF)は年間の予算約70憶ドルを約1万件の案件に分配しているのだそうですから、ILCにいくら回るんでしょうね。
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岩手日報 2020.10.21
ILC実現へ詰めの協議 米で国際会議が開幕
https://www.iwate-np.co.jp/article/2020/10/21/86589

米政府「強い関心」 
国際会議 課題解決へ協力強調

 国際リニアコライダー(ILC)の実現を目指す国際会議は23曰(曰本時間)、米SLAC国立加速器研究所を拠点にオンライン形式で開かれ、4曰間の曰程を終えた。閉幕に当たって米国務省やエネルギー省の担当者が見解を述べ、日本での建設に強い関心を示すとともに課題解決に向けて協力姿勢を強調した。
 米国務省(※注1)の科学技術協力担当ディレクターのリース・スミス氏は、ILC準備研究所の設立へ動く国際推進チームに対し「取り組みの前進を支持する」と強調。
 「専門的な組織の構築が必要で、(研究の)初期から成功するような形にしなければならない。国務省はここで手伝える」と述べた。
 米エネルギー省(※注2)のクリス・フォール科学局長は「ILC参加に強い関心がある」と表明。「費用分担や資源の共有について、日米および多国間協議を継続する予定だ。次の段階では(加速器)研究所だけではなく、資金調達する政府機関もハイレベルで参加すべきだ」との認識を示した。
 米政府と連動して研究資金を供給する米国立科学財団(※注3)のサウル・ゴンザレス氏は「米国のILC参加を成功させるには物理学コミュニティーの強い支援と密接な関わりが必要だ」と呼び掛けた上で「ILCの進展を注意深く見ている」と述べた。
 ILCは巨大な素粒子物理学の実験施設で、岩手、宮城両県にまたがる北上山地(北上高地)が建設候補地とされる。日本政府は現在、誘致の可否を検討中。世界の主要な加速器研究所の所長らでつくる国際将来加速器委員会(ICFA)は8月、国際推進チームを設置し、高エネルギー加速器研究機構(KEK、茨城県つくば市)を拠点に準備を本格化させている。


(※注1)
アメリカ合衆国国務省(アメリカがっしゅうこくこくむしょう、United States Department of State)は、アメリカ合衆国政府において外交政策を実施する行政機関であり、他国の外務省に相当する。国務省は、国務長官が統括する。
https://www.state.gov/
(※注2)
アメリカ合衆国エネルギー省(アメリカがっしゅうこくエネルギーしょう、United States Department of Energy、略称:DOE)は、アメリカ合衆国のエネルギー保障と核安全保障を担当する官庁である。その役割は核兵器の製造及び管理・原子力技術の開発・エネルギー源の安定確保及びこれらに関連した先端技術の開発と多岐に渡る。
https://www.energy.gov/
(※注3)
アメリカ国立科学財団(アメリカこくりつかがくざいだん、National Science Foundation, NSF)は、アメリカ合衆国の科学・技術を振興する目的で1950年に設立された連邦機関である。
https://www.nsf.gov/
数学、コンピュータ科学、社会科学といった分野まで含む、アメリカ国立衛生研究所(NIH)が管轄する医学分野を除く幅広い科学・工学分野に対する支援を行っている。年間予算は70.3億ドル(2012年度)。米国の大学における基礎研究に対する米連邦政府からの支援の内、およそ20%を担当している。NIHといった他の研究費配分機関と異なり、自前の研究所を持たず(極地プログラムを除く)、大学等の外部機関に研究費を交付することに特化している。毎年約10000件の資金(グラント)を交付しているが、主な交付先は個人または少人数からなるグループである。その他には、研究センター支援、機器・施設整備のための資金提供(ファンド)を行っている。

米SLAC国立加速器研究所
SLAC National Accelerator Laboratory
https://www6.slac.stanford.edu/about

国際将来加速器委員会ICFA ILC国際推進チームの構成メンバーを発表
https://www.kek.jp/ja/topics/post-3798/

ICFA ILC Development Team
ILC国際推進チーム(ILC-IDT)
https://icfa.fnal.gov/wp-content/uploads/ICFA_IDT_Structure.pdf
構成メンバー
執行部(EB)議長及び作業部会1(WG1)部会長 中田達也(スイス連邦工科大学ローザンヌ校)
各地域代表
欧州 スタイナー・スタプネス(欧州合同原子核研究機関)
米州 アンディ・ランクフォード(カリフォルニア大学アーバイン校)
アジア太平洋州 ジェフリー・テイラー (メルボルン大学)
作業部会2(WG2)部会長 道園真一郎(高エネルギー加速器研究機構)
作業部会3(WG3)部会長 村山斉(カリフォルニア大学バークレー校 及び 東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構)
KEKリエゾン 岡田安弘(高エネルギー加速器研究機構)
同チームは活動を既に開始しており、2021年末までに任務を完了することが想定されています。



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